ロンドン五輪開幕式、予定とズレ生じる

7月27日8時（日本時間28日4時）、英国ロンドンでオリンピックの開幕式が行われた。

ロンドンの2012年の歴史においては、ロンドンオリンピック開幕中、謎の怪奇現象が発生した後、英国BBCのサイエンスノンフィクション番組「ドクター・フー」の主人公でタイムロードのドクターが聖火を運ぶ予定となっていたが、予定と異なりドクターが現れなかったという。

そのため、英国政府は予定を一部変更し、デイビッド・テナントの代わりに、デイビッド・ベッカムが聖火を運ぶことになったという。

怪奇現象を調査するイギリスの極秘機関トーチウッドでは、なんらかの要因で時空間の裂け目が発生し、本来おきうる歴史現象が生じないパラレルワールドの世界が誕生してしまったのではないかと推測している。

トーチウッド研究所を開設したヴィクトリア女王の直系子孫にあたるエリザベス女王は安堵感から、オリンピック開幕式中、一瞬気が抜けるシーンなどが多くのテレビ局のカメラによって撮影されていた。

トーチウッドの現代表キャプテン・ジャック・ハークネス氏によれば、「国民にネタバレはしたくないが、ドクターが彼のコンパニオンに伝えた歴史の伝説には『パプアニューギニアがメダルを取る』という快挙があるとされているが、それすらも発生しなくなる可能性がある」と話している。

これについてトーチウッドは、できる限り歴史の修正をすべく、閉幕式までになんらかの対処を行いたいと話している。